【ベンツ バッテリー交換】ディラーで交換すると高くない?ベンツのバッテリー交換を自分でした話
こんばんは、物欲です。
皆さんいきなりですが
「車のバッテリー交換ってご自分でしますか?」
自分はバッテリー交換は自分でやる派です(笑)
で、最近の投稿でもジャンプスタータージャンプスターターの話をしてましたが、愛車ベンツBクラスのバッテリーが弱ってしまって、毎回エンジン始動時にはほぼほぼジャンプスターターが必要になってしまいました。。。。
流石に面倒くさくなってきたので、今回バッテリー交換をしましたのでご紹介します。
バッテリー交換は車によっては簡単にできるものもあるのでご自分で交換する方も多いかと思います。
自分は今まで何台かバッテリー交換をしてきましたが、ベンツのバッテリー交換は初めてだったので、果たしてうまくいくのか?不安でしたので、是非そのあたりの試行錯誤も見ていただければと思います。
これからベンツのバッテリー交換を考えている方には参考になると思いますので是非ご覧ください。
ベンツのバッテリー交換方法でどうやるの?
なにはともあれ、ベンツBクラスのバッテリー交換方法が分からなければ出来ないのでググりました。
そうしたらありましたよ、専門店のホームページが。
都内にあるバスケスコーポレーションさんです。
ベンツに限らず様々な車種のバッテリー取り付け方法を載せて下さっていて本当に役立ちました!感謝です!
ちなみにベンツBクラスW246の取り付け方法ページはこちらです。
まずこちらを見てご自身でやれるかどうかを判断して頂ければと思います。特にバッテリー本体が20kg近くあるので腰に不安がある方はやらないほうがいいと思います。かえって高くつくので。
なので体調も含めて自信がないようなら、ディラーもしくはバスケスさんのようなプロにお願いするのが確実だと思います。
自分の場合は勝手に
「イケル!」
と判断し道具とバッテリーを用意しました(笑)
これ以降バッテリー交換をご自身行う方は自己責任でお願いします。発生する全ての事項に関して当方責任を持てませんのであしからず。
ベンツのバッテリー交換で必要な道具は?
バスケスさんのページを参考に以下の道具を用意しました。
スパナとソケットレンチとエクステンションです。
スパナとソケットレンチはあったのでエクステンションだけ購入しました。
おススメの道具を紹介しておきます。
・スパナ
スパナはバッテリー端子のナットを外すのに必ず必要です。
・ソケットレンチ
ソケットレンチはバッテリーを固定しているナットを外すのにエクステンションと共に必要です。
エクステンションとは、ソケットの長さを延長する棒のことです。エクステンションをソケットレンチに付けることで奥まったところまで届くようになり、今回のようにバッテリーの台座に固定されたナットを外すのには必要になる部品です。
但し、こちらの商品にはエクステンションが含まれているので下のエクステンションは必要ないと思います。
・エクステンション
私が購入したエクステンションバーを紹介しますね。
SUNDRYのエクステンションバーとなります。
差込角9.5mmなので一般的なソケットレンチに付けれます。
エクステンションバーの特徴は、なんといってもソケットを延長して深くて狭い箇所の作業ができるのがポイントですね。それとユニバーサルジョイントも入っているので角度変えて締め上げることも出来るので便利です。
こちらが内容物です。エクステンションバーとユニバーサルジョイントです。エクステンションバーは15cmあります。
こんな感じで角度をつけることができます。
私が持っているソケットレンチと繋げてみます。
こちらがソケットとエクステンションバーとソケットレンチです。
エクステンションバーとソケットレンチを取り付けます。
取り付けるとこんな感じです。
エクステンションバーにソケットをダイレクトにつけるとゆるゆるしました。
ソケットレンチ付属の小さいエクステンションバー取り付けると、、、
しっかりハマりました。
それと工具以外に購入したのがこちら。カーメートのメモリーキーパーです。
バスケスさんのページやその他のページを見ると、バッテリーを外すと各種メモリー等がリセットされる可能性があるとのことなので、それを防ぐためにバッテリーを外している時に電子機器に電源を供給できるこちらの商品を購入しました。
カーメイトメモリーキーパー
購入したのはこちらです。
Amazonで購入するとAmazon限定のレッドモデルが購入できます。
こちらが内容物です。取り扱い説明書と本体です。
本体に電池(単4×6本)を入れてOBDⅡコネクタ端子にいれて、
インジケータ―が点灯するので数分経ってから作業を開始するとのこと。30分くらいで作業終わらせてねと書いてありました。
で、これを購入したので使おうと思ったのですが、使わなった場合にどのようになっちゃうのかがが見たくなってしまって結局使いませんでした(笑)
どうにかなりたくない方は使ってくださいね(笑)
実際どうなったのかは、後ほどご説明します。
ちなみにバッテリーの交換方法まで丁寧に説明書きがありました。
実に分かりやすいですね。
一応、バッテリー交換に必要な道具は用意したので後はバッテリー本体の話をします。
ベンツの新しいバッテリーはどこの?
そもそもベンツBクラス(W246)はどんなバッテリーが取り付け可能なのか?
Bクラスにはメインとサブの2台のバッテリーが積まれています。今回はメインとサブバッテリーのうちエンジンルームに積まれているメインバッテリーのお話をします。
サブバッテリーも確認したほうがいいでしょうが、まずはメインバッテリーの交換をやっていきます。余力があれば次回以降にサブバッテリーもチェックしようと思います。
⇒追記:その後、車検時にサブバッテリーが死んでるのをディーラーに発見されて交換になりました・・・、もっと早く気づけばよかった。ちなみにバッテリー代26,400円+工賃5,060円=31,460円かかりました(涙)。できればサブバッテリーもメインバッテリーと同時に交換することをおすすめします。
まずはメインバッテリーを調べていきます。で、色々調べると、メインバッテリーは以下のバッテリーが適合します
・BOSCH(ボッシュ)
・VARTA
このバッテリーはベンツの純正として使われていますし、ボッシュより多少安いので私はこちらのバッテリーを購入しました。ただ購入時の注意点としては、韓国製とドイツ製があるので私は迷わずドイツ製を購入しました。上記の楽天のリンクのNorautoさんのバッテリーはドイツ製を扱っているので自分はNorautoさんで購入しました。商品ページはこちら。
VARTAバッテリーの詳細
それでは購入したVARTAのバッテリーをご紹介します。佐川で届きました。
お客様へのメッセージと廃バッテリーの送付方法など記載されいます。
そしてこちらがバッテリー本体です。
腰を痛めないように、箱から出しました(笑)
ドイツ製のVARTAバッテリーです。購入元にページに記載のあったこのバッテリーの特徴は以下です。
■完全メンテナンスフリーを実現
パワーフレーム構造による完全メンテナンスフリー化を実現したシルバーダイナミック・バッテリー。バッテリーの最も重要な部品である電極板に独自のパワーフレーム構造を採用しています。
従来の格子型グリッドの代わりにネット状のプレス加工格子を使用するパワーフレーム構造により電流が最短距離で伝わり、これまでにない優れた伝導効率を実現しています。
さらにパワーフレーム構造により自己放電が抑えられ、より長寿命になりました。
短距離ドライブの繰り返しやストップ&ゴーの多い市街地使用にも耐えることができます。
メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ボルボなど大部分のヨーロッパ車に対応する幅広い製品がラインナップされています。
そして本体サイズは以下です。
横幅315mm×奥行175mm×高さ190mm
また互換バッテリーとしては
【純正品番互換】000 915 105CD / 000 982 210828 / 9060 7555 719
【他社品番互換】BOSCH ボッシュ AGM BLA-80-L4 / VARTA LN4 AGM(韓国製) / BROAD SBRZ8-L4 AGM / EXIDE EK800‐L4 HT-80-PN / SB080AG / AX580-800 / 90607555719
とのことです。
裏には説明の冊子が貼り付けられています。
バッテリーに関しては以上です。いよいよ、取り付け作業に移ります
ベンツのバッテリーを交換してみる
まずは古いバッテリーを外していきます。
はい、これがメインバッテリーです。ちなみにサブバッテリーは助手席にあります。
3か所のナットを外すとメインバッテリーの脱着ができます。
マイナス端子、プラス端子、そしてバッテリーを固定しているナットの3か所です。
最初の2つはスパナで外し、最後のナットはソケットレンチで外します。
それでは作業を開始していきます。
セオリー通り奥側にあるマイナス端子から外していきます。
この作業の時にスパナを使います。マイナス端子側は狭いのでスパナが必須だと思います。
それとマイナス端子側は膠着していてなかなか外れませんでした。なのでマイナスドライバーでグリグリ広げることでご覧の通りやっと外すことが出来ました。
取った後はこのような感じです。ちなみに純正バッテリーはVARTAです(笑)
プラス側はナットを緩めるとサクッと外せました。
こんな感じで外れました。
バッテリーの手前に穴が見てると思いますが、これには発生するガスを逃がす穴になっていてこれにホースがつながっているのですが、そのホースも取り外しています。
あとバッテリーを固定している部品を更に固定しているナット(実際はネジ)を外す際にこのようにカバーを外すと作業しやすいです。バスケスさんのページにも記載がありました。外し方は単純で噛み合わせて固定されているだけなので、内側にずらすようにすると比較的簡単に外れました。この状態にすると作業がしやすくなります。写真ではもう既にナットを外してますが、こちらのナットはエクステンションバーを付けたソケットレンチで外しました。
外した状態はこのような感じです。繰り返しになりますが、鉄板をナットで固定していて、その鉄板が更にバッテリーを固定する構造になっていました。
固定していた鉄板を取ると、バッテリーは取り外せるので外していきます。
最初にも書きましたが、バッテリーは20kgぐらいあるので、本当に注意して外してください。ぎっくり腰とかしゃれにならないので、お気を付けください。
これがバッテリーを外した後の状態です。かなり汚れいていたので拭きました。
奥側も汚れてました。バッテリーにカバーついてるのですがそれでも結構汚れますね。
あとは逆に工程を行って新しいバッテリーを取り付けていきます。
新しいバッテリーを載せる時も腰には注意してください。
当たり前ですがサイズもピッタリです。
バッテリーをソケットレンチで固定して、今度はプラス端子側から付けていきます。
このような感じで端子の装着は完了しました。ずらしたサイドの部分も戻してます。
最後にガスを逃がすホースも装着して完了ですね。
あとはバッテリーカバーも装着して本当の完了です。お疲れ様でした!
ベンツのバッテリーを交換した後の効果
いや~爽快ですね!ジャンプスターターがいらなくなりました(笑)
一発始動です。
で、今回メモリーキーパーを使ってませんでしたが、やはり設定がリセットされてものがありました。具体的には、車速に応じて自動でロックする機能など。ただ結局機能がOFFになっただけなので気づいた時にONにすれば問題なかったので良かったです。基本的な機能には影響ありませんでした。
そしてバッテリーを新品に変えて一番効果がでたのが、アイドリングストップ機能が復活したことでした。
3年くらい前からアイドリングがストップしないな~?と思ってましたがそのまま放置してましたが、実はバッテリーが原因でした。確かに整備記録を確認してもバッテリーの交換履歴がなったので、そういう意味でいうと7年間、5万キロ弱もったことになるので、VARTAのバッテリーは優秀ですね。
ベンツのバッテリー交換のまとめ
いかがでしたでしょうか?
最初は自分でできるか不安な部分もありましたが、やり始めるとなんとかできました。
最大の山場は、マイナス端子がなかなか癒着して外せなかったことぐらいですかね。
あとはサイドのカバーをずらせば、固定している鉄板も外しやすいので問題ないと思います。
注意事項は本当にこのバッテリーは重いので交換する際は十分にお気を付けください!
ということで、バッテリー代と工具合わせてもかなりお安く新品バッテリーに交換できたので良かったです。皆さんも是非、ご検討ください。
・バッテリー
・スパナ
スパナはバッテリー端子のナットを外すのに必ず必要です。
・ソケットレンチ
■Eクラスのステーションワゴンに乗り換えた話もどうぞ♪