【メルセデスベンツ タイヤ交換】ベンツのタイヤ交換を自分でやったので必要な工具や方法をまとめてみる
こんばんは、物欲です。
先日、愛車ベンツBクラスの冬タイヤから夏タイヤへのタイヤ交換を自分で行ったのでご紹介します。
そもそもなぜタイヤ交換を自分でやろうと思ったのか?
毎年冬になるとスキーに行くために、冬タイヤへの交換をガソリンスタンドでやってもらっていたのですが、今年も同じように依頼したらなぜか外車料金なるものを取られて料金が倍になってました。去年まで取られていなかったものが取られるようになる。それも理由が、外車だから・・・。
まったくク○な話だと思い今後は自分でやることを決意しました。
というわけで、冬タイヤから夏タイヤへの交換を自分で行いましたので、必要な工具ややり方などをご紹介しますので是非ご覧ください。
準備:工具をそろえる
なにはともあれ、タイヤを交換するための工具がなければお話にならないので工具をそろえます。
私が調べた限りタイヤ交換に必要な工具は以下の3つです。
①ジャッキ
②クロスレンチ
③トルクレンチ
他にも安全に作業を行うためにタイヤストッパーなどがあったら良いと思いますが、自分は他のもので代用しました。傾斜がついている場所で作業を行う際は特に重要なので安全のためにも用意した方が良いと思います。
それでは3つの工具に関してご紹介していきます。
①ジャッキ(ローダウン用)
車を持ち上げるヤツですね。ベンツBクラスW246の初期型のタイヤはランフラットタイヤなので、タイヤ交換用のアイテムはついてません。従ってジャッキは自分で購入する必要があります。しかもベンツBクラスの最低地上高はノーマルでも低いようなので、ローダウン用のジャッキが必要でした。そこで以下のジャッキを購入しました。
こちらを購入した理由は、フロアージャッキの中でも低価格で且つもちろんローダウン対応だったからです。それと評価がそれなりに高かったのもポイントでした。
②クロスレンチ
車体を持ち上げたら次にやることはナットを緩めることです。そのために必要なのがクロスレンチです。クロスレンチに関しては、時間短縮のためインパクトドライバーという電動の工具も売っているのですが、タイヤ交換以外の用途が思い浮かばなかったので、素直にクロスレンチを購入することにしました。購入したクロスレンチは以下です。
こちらを購入した理由は、とくにかく低価格で高評価だったからです。あまり悩みませんでした。
③トルクレンチ
ナットを外してタイヤ交換を行い最終的にナット再度締めるのですが、その時に必要になるのがトルクレンチです。車にタイヤをつけてナットやボルトで締め付ける際の力は、車種によって指定されています。指定通りの力で締めないと、力を入れすぎてボルトを折ってしまったり、逆に緩すぎて最悪走行中にタイヤが外れたりしてしまう可能性もあるので、かなり重要です。なので当然購入したのですが、購入したのはこのトルクレンチです。
こちらの商品を購入した理由も価格と評価です。トルクレンチは比較的工具の中では高かったのでなるべくお安く調達したかった次第です。
工具の詳細
それでは実際の工具の詳細をご紹介していきます。
ジャッキの詳細
それではジャッキの詳細を説明します。
こちらがメルテックの油圧ジャッキとなります。部屋の中まで運んだのですが結構重いですね。11kgあります。
最大2t上げるあげることができます。
地上高は最低約85mmです。付属サドルを使用すると約115mmとなります。
サイドジャッキアップ時、ジャッキアタッチメントが必要とのことで付属のアタッチメントを使うことでうまくいきます。
箱を開けていきます。
中身をはこんな感じです。本体、付属品と取扱説明書です。
こちらが取説です。
ベンツBクラスは車体のサイドにジャッキアップポイントいうジャッキを食わせる場所があるので、サイドからのジャッキアップ手順で行っていきます。
そしてこちらが付属のアタッチメントです。車体のサイドからジャッキアップする際に使用するものです。ジャッキによっては、別オプションとして売られている製品もあるので、ちゃんと付属してくれているのは良心的ですね。
材質は硬いゴムですね。これならボディーに傷をつけることなくジャッキアップできそうです。
クロスレンチの詳細
次にクロスレンチのご紹介です。
こちらはエーモンのアルミホイール用クロスレンチとなります。
4つの口があり、17mm、19mm、21mm(薄口形状)、21mm(通常形状)となります。
こちらが通常形状で、
こちらが薄口形状ですが違いが分かりますでしょうか?
価格は安いですがしっかりしています。
トルクレンチの詳細
最後にトルクレンチをご紹介します。
こちらはエマーソンのトルクレンチとなります。
まさにトルクレンチの特徴を凝縮した文章です。
トルク表示の詳細や注意事項の記載があります。
Bクラスは120N・mで締め付けます。
こちらが内容部です。本体、ソケット、エクステンションが付属されています。
こちらが設定目盛りです。ここを調整して目的の締め付けの設定にします。
箱を開けた状態です。専用のハードケースに格納されています。
こちらがトルクレンチ本体です。
ちょっとお試しでソケットとエクステンションを本体に付けてみました。
なんかカッコイイですね。
こちらが設定の目盛りです。やり方を覚えれば簡単に設定できます。
こちらがちょうど120N・mに設定した写真です。
簡単です。
それでは実際にタイヤの交換を行っていきます。
メルセデスベンツのタイヤ交換の方法は?
それではタイヤ交換を行っていきます。
安全には十分注意して作業を行いましょう!!
まずはジャッキアップポイントを確認しましょう。Bクラスの場合、左右2つづ写真のようなジャッキアップポイントが存在しています。ここの窪み部分にジャッキのアタッチメントの円形部分がすっぽりハマるようにジャッキアップしていきます。
ジャッキをセットしてレバーを上下に動かして車体を上げていきます。
その際、ちゃんとジャッキアップポイントにアタッチメント部分がハマるように確認しんがら作業を進めていきます。
徐々に車体との距離が縮まります。
はい、ジャッキアップポイントにハマりました。
車体を上げていきます。
軽く車体が浮かんできたら、クロスレンチでボルトを軽く緩めます。で、一生懸命頑張りましたがクロスレンチだと全然びくともしなかったのでトルクレンチで軽く緩めました。その後完全に車体を浮かせた後に、クロスレンチでボルトを外しました。ちなみにクロスレンチを足で力をかけてやる方法あるようですが、気づきませんでした(笑) そしてベンツBクラスは、ナット式ではなくボルトでホイールが固定されているので1本1本ボルトを外していきます。
繰り返しになりますが、この形でジャッキで上げ、クロスレンチでボルトを緩めタイヤを外していきます。
タイヤを外すとこんな感じです。
ボルトの穴5個が見えると思います。この状態で作業を進めようとしていた時に、徐々に車体が下がっていってるのに気づきました・・・。ビックリですよね。ジャッキ新品ですよ。サイドレバーを動かし高くした後、夏タイヤを取り付けます。
この時、ボルトは途中までクロスレンチで締めていき途中からトルクレンチで設定した120N・mの力で締め付けます。
で、ボルトの締め上げが5本分完了したら、ジャッキの空気弁を緩めてジャッキを下げます。
あとあと良く考えてみると、この空気弁が固くしまってなかったのでジャッキが下がってきたのだと思いました。なので道具は正常で使い方の問題だと思います。ただし、この空気弁を回すのがかなり硬いのでどこまで締めればジャッキが下がることがないのか、なかなか掴みづらいです。
この作業を4本のタイヤ分行います。1本やると要領が分かるので作業は早いです。
こちらは後輪部分です。
普段見ることがないので新鮮でした。結構汚れてますね。
最後、全て終わったらガソリンスタンドに給油ついでに空気圧を調整してもらえば完了ですね。
タイヤ空気圧設定のリセットもお忘れなく。
メルセデスベンツのタイヤ交換の工具と方法のまとめ
いかがでしたでしょうか?
やってみて思ったのは全然自分でもできる作業ということでした。もちろんプロに頼めば確実で時間の節約もできますが。。。。
ここで、たまには使用した工具のおススメ度をお伝えします。
・ジャッキ
おススメ度:
道具は人の使い方で良くも悪くもなります。もちろん自分の使い方が悪かった可能性がありますが、途中でだんだん車体か下がってきたのは事実なんでこの評価。もう少し万人とは言いませんが簡単に安心安全に使えたら良いかと思いました。
・クロスレンチ
おススメ度:
想定通りの使い勝手で文句ありません。良いです。
・トルクレンチ
おススメ度:
初めて使いましたが、トルク設定も簡単ですし、ちゃんとカチっと音がして締め付けが完了したことも分かりやすかったのでこの評価です。
皆さんもよかったらタイヤ交換にチャレンジしてみてください。
但し、
「ちょっと自分でタイヤ交換するのは大変そうだな~」
と感じた方や
「タイヤ購入も必要なんだよ」
という方には、ネットでタイヤ購入及び全国4,700カ所でのタイヤ交換予約もワンストップで手軽にできるタイヤECサイトTIREHOOD(タイヤフッド)のようなサービスもありますので合わせてご活用ください。
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