【株式投資】ミュゼプラチナムのRVH(6786)による株式会社ラブリークィーンの株式取得方法が決定!その方法とは?
先日のエントリーで、RVH(6786)による株式会社ラブリークィーンの買収の話をしましたが、先日株式の取得方法に関してRVHから発表がありましたので、その内容を確認したいと思います。
株式会社ラブリークィーンの株式取得方法は?
株式交換により完全子会社化を行うとのことです。株式交換の方法は、株主総会の承認がいらない簡易株式交換で取得するとのことです。たかの友梨の買収の時と同様ですね。(但し、たかの友梨の時は現金での支払いもありました⇒結局代物弁済でしたが)
詳細はRVHの発表資料をご覧ください
⇒簡易株式交換による株式会社ラブリークィーンの完全子会社化及び筆頭株主である主要株主の異動に関するお知らせ
今回の買収で気になる点
まず、今回の株式交換のために 2,404,000 株の新株を発行します。尚、たかの友梨の買収の際には2,701,600 株の新株を発行しているので規模的には多少小さいくらいでしょうか。希薄化には変わりはないですが、それ以上に企業価値が上がると信じるしかないですね(笑)
そして前回のたかの友梨の買収の際は、IR資料によると以下の予想に基づき企業価値を算定していました。詳細はRVH IRページを参照のこと
同5ヵ年事業計画のうち、平成 29 年9月期においては原価の見直し等による原価率の改善、販管費の圧縮等による大幅増益、平成 30 年9月期においては、人員拡充ならびに人員適正配置によるエステティック役務消化の稼働率向上、宣伝販促の強化等による化粧品販売事業の収益向上による大幅増益を見込んでおります(平成 29 年9月期:営業利益 352 百万円、平成 30 年9月期:営業利益 542 百万円)
まずこれって達成できてるのでしょうか?(できるのでしょうか?)
ちなみに今回のラブリークイーンでは以下のように記載してます。
同5ヶ年事業計画においては、アジア圏の仕入先見直しによる原価率の低減、取引形態の変更による運送費の削減等のコスト構造の見直しや不採算店舗の撤退等を推進することにより大幅増益を見込んでおります。(第 1 期(平成 30 年1月~平成 30 年5月)営業損失 74 百万円、第 2 期(平成 30 年6月~平成 31 年5月)営業利益 303 百万円)
かなりのV字回復で逆に不安になる(笑)
あくまで計画と言ったらそれまでですが、株主としては是が非でも達成してもらわないと困るというのが正直なところですが・・・。
RVHによる株式会社ラブリークィーンの株式取得のまとめ
ちょうど1年前に同じようにたかの友梨の買収を行い更に新ブランド立ち上げのため業績が悪化し、現在株価は低迷しています(妥当な株価かもしれませんが・・・)。
そのような状況の中で、来月には第三四半期の決算発表がありますので、まずは買収効果のきざしぐらいは示してもらいたいです。じゃないと、買収による企業価値向上が絵に描いた餅になり更に株価が低迷するおそれがありますので、是非結果を残してもらいですね。