【株式投資】RVH（6786）が平成29年3月期決算短信の補足資料をリリース！この内容は期待していいよね？(笑)
こんばんは、物欲です。
先日の平成29年度3月期決算発表では、RVH（6786）は今期の計画を出さず業績低下も相まって失望売で大幅に値を下げました。
当たり前ですよね？株なんて企業の未来を買うだから、未来を語らない会社なんてなんの魅力もないし売り浴びせられて当然ですわ。
まぁ、私は更に買い増ししてしまいましたが・・・(笑)
そんなRVH（6786）が本日、平成29年3月期決算短信の補足資料をリリースしたのでその内容をご紹介します。果てして未来につながる内容は書かれているのか？
決算短信の補足資料の中身
補足資料は以下のリンクからダウンロードできます。
主な内容は以下
１．RVHグループの事業ポートフォリオ
RVHグループを構成する３事業
2017年3月期業績ハイライト
２．セグメント別実績
美容事業
メディア・コンサルティング事業
システム開発事業
３．外部評価
４．成長戦略
各項目の詳細は資料を確認して頂き、一番重要な「成長戦略」だけ見ていきます。
RVHの成長戦略とは？
言わずもがな、美容事業を中心とした成長戦略になります。
不二ビューティ
●2017年４月より通期寄与 →売上高・事業利益に貢献、のれん償却費の計上により2018年3月期は収支均衡見込み
●雇用拡大、原価見直し、販管費圧縮等によるコスト改善施策を実行 →2018年以降セグメント利益貢献を見込む ③シナジーの最大化
来期以降に寄与するようですね。その前にコスト削減はできそう。
ミュゼプラチナム
●ミュゼブランドは価格改定・特典付き会員制度導入により契約高、役務提供売上高の増加を目指す
●ジン社分施術の減少に伴い、「追加のれん」計上＆償却費増加はピークアウト →ミュゼブランド単体で利益40億規模を見込む
●新ブランド「コロリー」はマーケティング強化により新規契約獲得に注力 →積極的な広告投下により、将来売上高の源泉となる契約高を積上げ 2017年は翌期以降の売上利益大幅寄与の準備期間として位置付け
単体利益40億ですか！！時価総額100億くらいなんですけど・・・。是非達成してほしいですね。
もう1点気になった点としては、特典付き会員制度です。
HP調べたけど分からない。Google先生で調べてやっと分かりました。
ミュゼメンバーシップ（ミュゼスターメンバーシップ）という有料会員制度のことだそうです。
調べた情報をまとめると以下です。
・メンバーシップになるには32,400円（税込み）が必要。但し5万円以上の契約をすれば追加でメンバーシップ料金を払わずにメンバーになれる。
・メンバーには専用の予約番号（TEL）があり3回分の予約ができる
・商品が割引で購入できる
・コースも割引になる。
です。１番魅力的なのは3回分の予約ができる点だと思います。特にこれから夏に向けて利用者が増えるので3回先まで予約できるのは利用者にとってはかなりのメリットだと思います。
そこが有料会員が増えている（売上増に繋がっている）点だと個人的には思います。
シナジーの最大化
●ミュゼプラチナム ⇔ たかの友梨ビューティクリニック 両ブランド顧客の相互送客 →幅広い年代への多様なサービス展開により、競争力を強化するとともに収益拡大を目指す
●WEBマーケティング、制作、システム開発関連の内製化・効率化に向けた取り組み →グループ内資源の有効活用によるコスト削減を目指す
シナジーも企業カルチャーの違いもあるので、時間がかかる部分もあると思いますが、あまり時間をかけずにスピーディーに推し進めてもらいたいです。
M&A戦略に対する考え方
●美容と親和性の高いビジネス、内製化が見込める分野等への投資 ①
内製化も早く進めてほしい施策です。
RVH（6786）平成29年3月期決算短信の補足資料のまとめ
どうでしたか？
やっと少なからず、今期及び今期以降の成長エンジンが確認できました。又、美容部門が確実に売り上げ及び利益を伸ばしていることも確認できました。
本資料のとおり、2018年３月期の美容事業は新ブランドのマーケティング強化に関する積 極投資や、ブランド間のクロスセールス施策・既存事業を活用した内製化等のシナジー最大 化に向けた施策の実行を予定しており、また、美容事業を主軸と位置づけてグループ経営資 源を効率的に配分するため、選択と集中の観点からも全社的な経営戦略の見直しを図ってお ります。
これらの成長戦略を早く数字に落とし込んで、今期の通期予測をお願いしたいですね。